派遣先へ転籍。
元・オープンアップITエンジニアのエンジニアが語る魅力と業務内容

INTERVIEW
2022/10/12

株式会社オープンアップITエンジニアは、次代を担う「エンジニア」と「就業機会」を創出する日本No.1企業を企業理念とし、ITエンジニア派遣を中心に業務を展開しています。

そんなオープンアップITエンジニアで働き、派遣先に転籍したITエンジニアにインタビュー。今回は、K・Hさん(現在弊社在籍ではないため、イニシャルにて記載)に、入社のきっかけやオープンアップITエンジニアの魅力、業務について話してもらいました。

 

食品専攻から方向転換 “やりがい”に惹かれIT系へ就職

──早速ですが、オープンアップITエンジニアに入る前までの経歴を教えてください。

 

大学卒業後、IT企業に就職し、大手私鉄会社の運行管理シミュレーターのテストを主に担当していました。その後、オープンアップITエンジニアに転職した形です。

 

──大学では情報系を専攻していたのですか?

いえ、大学では食品系を専攻していました。ちなみに高校も農業系です。

 

その方向で就職を考えていたのですが、興味本位で聞いたJRの説明会で興味を持ちまして。1日何千人、何万人もの人を定刻通り運ぶ仕事に関われたら、やりがいを感じられるのではないかなと思い、就職活動を進めました。

 

事務職希望で応募しエンジニアの道に

 

──オープンアップITエンジニアに転職しようと思ったのはなぜでしょうか?

前職でプログラミングをやる流れがあったのですが、自分には適性がないと分かり、すぐに見切りをつけました。

 

現在は分かりませんが、当時はオープンアップITエンジニアから事務職の募集が出ていたんですよね。事務職としてデスクワークを続けようとオープンアップITエンジニアに応募したので、エンジニアになるとは正直想定していなかったです。

 

応募したところ、人事の方からLinuxの研修を勧められまして。「Linuxだったらプログラミングしないよ」という甘い言葉に誘われ、流れるようにエンジニアになりました。

 

──入社後、研修をどの程度してから配属になったのですか?

1カ月ほどで配属が決まった記憶があります。

 

──最初は事務志望だったとのことですが、すんなりとLinux研修へ気持ちを切り替えられたのでしょうか?

やるしかないかなと。言われるがままに受けてはいましたが、今良い環境で働けているので、結果として良かったのかなと思います。

 

レジ設営・サポート業務などを経て現在の企業へ

──1つ目の配属先ではどのような仕事を担当していたのですか?

1社目では、レジ設置の仕事をしていました。

 

配属先のグループ会社の食堂に、iPadを使用したレジがありまして。食堂のためゴム手袋をしたまま使用すると反応しにくいとか、無線接続ゆえに接続が不安定になったりとか、小さなトラブルが発生していました。

 

配属後は、新しくレジを作り、有線にしてパネルを手作りし、実際に設営をするところから、スムーズに操作ができるか食堂でチェックをしたりサポートをしたりという業務までを、4カ月ほど行っていました。

 

──その後、2つ目の配属先へ?

 

そうですね。2社目では、開発側が作ってくれたHTMLやインデックスファイルを、各サーバーの各ディレクトリに置いてあげるのが主な業務内容でした。派遣期間は半年くらいですね。そのあとにAWS研修を挟み、今働いている会社に配属となりました。

 

派遣先に勤めて転籍へ

 

──現在はどのような業務を担当しているのでしょう?

大きく分けて2つ担当しています。

 

ひとつが、グループ会社の倉庫で働くパート・アルバイトさんの給料前払いシステムを作る業務。さらにそのシステムを踏襲し、グループ会社が求人を取り扱っているので、求人を掲載できるシステムへと拡張しようと取り組んでいます。

 

もうひとつが、また異なるグループ会社において、各営業所での出退勤の不整合を改善するため、起きた不整合を一覧で確認できるようなシステムを作っています。つまり、出退勤の中に間違いがないかを見つけられるサービスですね。

 

──3つ目の配属先である企業に転籍されましたが、元々派遣から転籍したいという思いは持っていたのでしょうか?

転籍したいというか、面接が苦手でして。今の企業に入るまでは配属のたびに面接をやらなくてはいけないから、出来ることなら面接せずにずっとひとつの会社で働けたらいいなとは思っていました。

 

──そういった思いはどのタイミングから抱いていたのでしょう?

正確な時期は曖昧ですが、AWS研修を受けたあとあたりでしょうか。AWS研修を受けてから、この技術を活かして1社に安定して入りたいなと思うようになりました。

 

──転籍の打診をされた時は、いかがでしたか?

転籍の話は、働き始めてある程度時間が経ってから来るものだと思っていたのとまだまだここからだと思っていたので、まさか打診が来るとは思わず驚きました。

 

※夢転籍は3者間(エンジニア・クライアント・当社)合意で3年程度経過した際に打診がくることが多いです。

 

──転籍してみて何か変わりましたか?

プロジェクトが変わっているので一緒に働くメンバーには変化がありますが、配属された時と変わらず自分が一番若手ですし、環境はあまり変わらないという感じです。

 

さまざまなツールに触れられたことが自分の糧に

 

──これまで働いている中で印象に残っていることはありますか? 今も役立っている経験談があれば教えてください。

現在の会社に配属された当時、AWSだけではなく新しいことにチャレンジさせてもらえる環境だったことは大きな経験になりました。勤怠管理のシステムで、DataSpider ServistaとMotionBoardという2つのツールを使っていたり、他にもEZCraftなど、さまざまなツールに触らせてもらえた環境は、とても良かったと感じています。

 

──仕事をする中でどんな時にやりがいを感じていますか?

基本的に今担当しているシステムは、消費者ではなく現場で働く方の業務改善がメインなので、開発することで業務改善に繋がっているといいなという思いを持っています。

 

直接話してはいませんが、物流センターの請求管理システムの効率化をしたことで、業務時間の短縮に繋がったなど、目に見えた成果が出るとやはりやりがいを感じます。

 

──AWS研修は役立ちましたか?

そうですね。配属当初、現場に入って最初に言われたのが「AWSの環境を作ってください」だったので、研修を受けておいて良かった……と思いました。

 

AWSが出来る人がいて、その人につく想定をしていたので、周りに有識者がおらずいきなり「立てて」と。

 

 

大事なのは目の前の仕事をこなして信頼を勝ち取っていくこと

 

──今後、「こういう風になりたい」という将来像は思い描いていますか?

 

現在所属している部署にAWSの知識を持っている方があまりいないので、AWSの知識や技術をさらに磨き、複雑なサーバーを立てられるようになりたいです。また、現在の会社が大企業なのでセキュリティ面も厳しく……、よりセキュリティが守られるシステムを構築できればと考えています。

 

──最後に、オープンアップITエンジニアの後輩へのアドバイスがあれば教えてください。

配属先の社員に負けない技術を持って転籍に誘われるのもひとつの道ですが、自分の場合は、与えられた仕事をコツコツやったことが、結果的に先輩や上長に評価されて転籍に結びついたのではないかと考えています。

 

まずは目の前の仕事を一つひとつこなし、信頼を勝ち取っていくのが良いのではないでしょうか。そうすることで、自然とご縁ができていくと思います。

 

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